EF62 49[田]

1987年 横川~軽井沢

碓氷峠越え用の本務機として登場した EF62。峠越えの貨物列車の廃止などで 54両 いた仲間も晩年は随分と減ってしまいました。一部は荷物列車用に EF58 の後継として東海道・山陽筋に転出しましたが、それも短い期間の活躍でした。49号機は晩年も峠越え用に残ったうちの1両。

東京北鉄道管理局のジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」との組み合わせはよく目にしました。

49号機は昭和41年8月に川崎重工で製造され長野機関区に新製配置、その後篠ノ井機関区を経て昭和61年から田端運転所に転属、平成5年11月の廃車まで活躍しました。

EF62 54[田]

急行 能登

上野~金沢を結んだ夜行急行列車。昭和50年3月のダイヤ改正で登場した当初は高崎線~上越線~信越本線~北陸本線で運行されていましたが、昭和57年に上越新幹線が開業すると信越本線(長野経由)に変更されました。長野行新幹線(後の北陸新幹線となる先行開業区間)が開業すると碓氷峠が廃線となったため再び上越線経由に変わり、平成5年のダイヤ改正からは電車急行になりました。
写真は長野行新幹線開業直前の信越本線長野経由で運行されていた頃のものです。
牽引のEF6254は、このころ前後でパンタグラフが異なる異色機でした。