EF63 1

現在は「碓氷峠鉄道文化むら」で静態保存展示されている1号機
碓氷峠をアプト式から粘着式運転に切り替えた立役者の試作機です

2号機以降の量産機とは前面窓上部のツララ切がなかったり、スカートの上部形状が異なるなどの特徴があります
登場時は写真のような茶色(ぶどう色2号)でしたが、昭和40年に直流電気機関車の塗色が青15号とクリーム1号のツートンカラーに定められると塗装変更されました。

C12 67

茅野駅近くで静態保存されていたC12。
腕木式信号機とともに保存されていました。
1987年10月に撮影したもの。新宿発の中央本線夜行普通電車(441Mだったと思う)に揺られてやってきて、早朝の乗り継ぎの待ち時間に散策して見つけたものです。
当時はインターネットはもちろん無く、保存蒸気機関車のある場所をまとめたものなども稀有な存在でしたから、半ば ”たまたま見つけた” レベルでの撮影。
写真では判読しづらいですが、区名札差には「入換」の文字。

現在は若干移設されたようで、茅野駅前に屋根が付けられて保存されているようです。

地図は現在の保存場所

69665

熊本博物館で静態保存展示されている 9600形。
残念ながら訪問日は休館中のため塀の外から撮影。屋根のない展示なので保存状態が気になります。

C55 50

C51の後継機として登場。丙線規格の路線での旅客用に増備されましたが、63号機以降は変更点が多くなったことからC57と別形式を名乗ることになりました。
総勢62両の少数世帯であったことなどもあり、現在わずか4両だけが保存されています。

写真の50号機は小樽市の総合博物館に保存されています。密閉キャブに改造されているのが特徴です。