C56 31

靖国神社(東京都)の境内にある遊就館で静態保存展示されています。
C56の多くは戦時中に泰緬鉄道などで使用するために “出征” しました。この31号機もそのうちの 1両です。帰国後、国鉄仕様に復元されましたが、所々にタイで活躍していた時の名残があります。尚、大井川鉄道の C56 44 は一緒に帰国した “戦友” です。

日付摘要
昭和11年名古屋工場で落成 新製配置:七尾
昭和16年12月10日廃車(七尾) 陸軍の供出
725 として タイ へ
昭和54年帰還後、靖国神社に奉納

C56 131

松江市(島根県)の北公園に保存されているC56。米子~広島で運行された「ちどり」は松江城の異名「千鳥城」から命名されている。
当初は現在より約2km西の末次公園に展示保存されていた様子。

2008年撮影

日付摘要
昭和13年 2月26日会津若松に新製配置 (日立製作所)
会津若松~釜石~中込~白山~坂町~飯山~長野~浜田と転属
昭和50年 2月17日廃車(浜田)
昭和50年 3月26日島根県松江市西茶町「末次公園」に保存

C56 98

C56 96

嵯峨野(京都府)の19世紀ホールに静態保存中のC56。晩年は山陰本線で活躍し、廃車後は大阪の共栄興業で長らく保管されていましたが、平成13年に嵯峨野駅前で展示(露天)されるようになり、平成15年の19世紀ホール開館に伴い屋内展示となりました。

C56 98 の履歴

年月日摘要
昭和12年 3月22日新製配置:岩見沢 (名古屋工)
岩見沢~静内~苗穂~木次~新潟~浜田~新潟~吉松~浜田と転属
昭和49年 2月12日廃車 (浜田)