ただし北海道鉄道技術館は、毎月第2・第4土曜日の 13:30~16:00 の開館という極めて短い時間しか入館できず、更に屋外展示の C62 3 は、概ね5~11月の夏季のみ展示となっていて、それ以外は雪などから守るためにブルーシートで覆われているそうです。
カテゴリー: C62
C62 2
平成11年(1999)の夏に行われたイベントで品川駅に C62 2 がやってきました。
後ろに茶色い客車を繋げているように見えますが、よく見ると電車。それも113系と103系で、しかも連結はしていなくてぎりぎり近くに停車している状態。(まぁ連結器が違うので繋がりませんが)
何かのイベントで、C62の停車しているホームには入れなかったように思います。
ちなみに後ろに連結されている編成は下の通り。
クハ111 1375 | クハ103 810 | モハ102 890 | モハ103 734 | サハ103 489 | モハ102 889 | モハ103 733 | サハ103 488 | モハ102 888 | モハ103 732 | クハ111 1060 | C62 2 |
そしてこの貸出に際する回送で C62 2 は軸焼けしたことが判明し、これ以降長距離の移動がある貸し出しは行われなくなったとか。
C62 26
交通科学博物館時代
交通科学博物館で展示保管されていた頃の写真(2004年撮影)
屋外展示でしたが屋根が掛けられていました。プラットホーム状の見学台があり、反対側には D51 2 が並んでいました。交通科学博物館の閉館に伴い、C62 26 は京都鉄道博物館へ、D51 2 は津山まなびの鉄道館(岡山)に移設展示となりました。
日付 | 摘要 |
---|---|
昭和23年10月 8日 | 川崎重工で落成 (ボイラー D52 46) 新製配置:広島二 |
昭和30年 7月29日 | 名古屋 |
昭和30年 7月 | 宮原 |
昭和31年11月 | 梅小路 |
昭和32年 1月 | ボイラー交換 |
昭和33年 5月 5日 | 下関 |
昭和39年10月 1日 | 広島 |
昭和40年10月 5日 | 糸崎 |
昭和46年 9月 8日 | 廃車(糸崎) |
交通科学館(後に交通科学博物館)で保存展示 | |
平成26年 4月 | 交通科学博物館の閉館に伴い、京都鉄道博物館に移動 |
C62 15
東京駅の地下、丸の内地下南口改札を出たところに、待ち合わせ場所ととしても活用される 動輪の広場 があります。ここに展示されている動輪が C62 15 の動輪です。
C62 2
C62 の中で最も有名なのがこの 2号機です。
特急 「つばめ」 牽引に際し、除煙板に つばめマーク が取り付けられ、一躍人気の機関車となりました。
C62 2履歴
日付 | 摘要 |
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昭和23年 5月20日 | 日立製作所にて落成 (ボイラーD52455) |
昭和23年 6月14日 | 新製配置:糸崎 |
昭和25年 8月12日 | 宮原 |
昭和26年 | 除煙板に つばめマーク 取り付け(鷹取工場) |
昭和28年 1月 | 重油併焼装置取り付け(鷹取工場) |
昭和30年 | 標準型に改造 |
昭和31年11月25日 | 保留機関車に指定(吹田留置) |
昭和32年 1月 8日 | 保留機関車指定解除 |
昭和32年 1月19日 | ボイラー交換(鷹取工場) |
昭和32年 2月 7日 | 小樽築港 |
昭和33年 1月 | 重油併焼装置交換 |
昭和47年10月10日 | 動態保存(梅小路) |
昭和54年 3月28日 | 廃車(梅小路) (車籍消滅) |
昭和62年 3月 | 車籍復活(梅小路) |