EF65 526[高機]

1987年 品川

かつて品川駅の在来線と新幹線の間に貨物列車が停車している留置線(?)がありました。
ここではDD13が入れ替え作業を頑張っていたり、出発待ちの列車がたむろしている姿が見られました。

写真は EF65 が重連で貨物列車を牽引して出発待ちをしている場面です。EF65 の 500番台 は、旅客用の P型 と、貨物用の F型 の2種類があります。この 526号機 は後者の分類で、昭和41年に川崎重工で落成し吹田第二機関区に配属されました。その後、広島や稲沢を経て高崎にやってきて国鉄最後の日を迎えます。JR貨物に引き継がれ平成14年3月まで活躍しました。F型は重厚な連結器周りが特徴です。

EF65 1108[田]

1987年 新大阪

新大阪~都城 を結んでいた頃。最大5往復も運転されていましたが、この頃は1往復だけになっていました。
前年に24系25型から14系15型に変更になっています。牽引は田端区のPFがあたっていました。

ちなみに写真の 1118号機 は、後にスーパーエクスプレスレインボー塗色に変更されることになります。(まだこの当時はスーパーエクスプレスレインボーはデビューしたてで、同色に塗られたのは EF65 1019)

EF65 1106[田]

臨時列車の「踊り子」には 14系座席車 を用いた列車もありました。
残念ながらヘッドマークが取り付けられることは稀だったように記憶しています。

日付摘要
昭和53年 6月 3日新製配置:東京(川崎重工)
昭和60年 3月15日新鶴見
昭和61年11月 1日田端
平成27年廃車

EF65 1109[田]

1987年3月28日 東京駅

鈴鹿サーキットで開催されるレース観戦のための団体列車。国鉄終焉直前の頃です。
牽引しているのは東京南鉄道管理局のお座敷客車「江戸」。
’80年代にはこうしたオリジナルの団体専用車両が各地で誕生し「ジョイフルトレイン」と呼ばれていました。

EF65 105[名]

1987年7月 東京駅

ユーロライナーを牽引して上京してきたEF65105。鈴鹿サーキットで行われるバイクの8時間耐久レース(いわゆる8耐)の観戦客を乗せた臨時列車です。この105号機は後にユーロライナー専用塗装に変更となりました。

日付摘要
昭和44年 8月12日新製配置:稲沢第二 (製造:汽車・東洋)
昭和62年名古屋
昭和63年 3月13日静岡
平成 2年一般色からユーロライナー色に変更
平成 8年 2月29日廃車(静岡)