EF65 506[高機]

品川駅で出発を待つEF65 500番台。写真の506号機は昭和40年製造のP型。
国鉄分割民営化に際し、JR貨物の高崎機関区に継承されました。P型ですが、国鉄時代から貨物運用に活用されていたみたいです。

機関車の履歴
年月日 摘要
昭和40年9月16日 新製配置:東京(川崎)
昭和53年9月6日 東京→新鶴見
昭和60年3月14日 新鶴見→高崎第二
昭和62年4月1日 JR貨物に継承(高崎機関区)
平成20年3月31日 廃車(高機)

EF63 6[横]

1987年10月

写真の6号機は1次量産車のうち東芝製の最終番号。碓氷峠の粘着運転営業開始から活躍している1両です。
右後方に見える22号機(最終増備の3次量産車)と比べるとナンバープレートの表現などが異なっています。

年月日摘要
昭和38年3月30日新製配置:高崎第二(東芝)
昭和39年1月29日高二→横川
平成9年10月1日横川→高運
平成10年3月20日廃車

EF65 1059[新]

国鉄 が分割民営化され JR に変わって、JR貨物 は機関車の塗装変更を試み 試験塗装機を登場させます。EF65 EF66 ED75 EF81 など、当時の主力機から数量に白羽の矢があたりました。写真の EF65 1059 もその1両。
塗り分けラインは EF64 に似たような位置ですが、クリーム色ではなくて黄色の警戒色。そして側面には大きな JRマーク。

EF65 1115[田]& EF66 43[関]

かつての名門、東京機関区は昭和60年3月のダイヤ改正で合理化により車両の配置がなくなりました。この時に所属していた機関車は全て 新鶴見機関区 に転属しています。
しかし国鉄の分割民営化を前にした翌年11月のダイヤ改正では、新鶴見機関区はJR貨物への継承となるため旅客用機関車は田端運転所(旧:田端機関区)にさらに転属となりました。しかし実態としてはいずれも旧東京機関区の場所に機関車は常駐していました。

写真は昭和62年11月の品川運転所一般公開の時のものです。つまり旧東京機関区の車両は新鶴見機関区を経て田端運転所の所属となっている時のものです。
EF66 は下関運転所所属ですから、隣の EF65 が田端運転所所属ということになります。